
一度は聞いたことがある日本酒「獺祭(だっさい)」は、安倍元首相がオバマ元大統領に送ったことから一気に有名になりました。その歴史や旭酒造の酒造りに対する熱意を改めて知ると、より美味しく楽しく獺祭を味わえるのでは、と思います。
歴史と背景
獺祭は、山口県岩国市にある旭酒造株式会社が製造する日本酒のブランドです。
1948年に創業した当初は、地元の一般的な酒造としてスタートしましたが、1980年代に大きな転機を迎えました。1984年、4代目社長である桜井博志氏が就任し、旭酒造は日本酒の高品質化と差別化を図るため、新たな挑戦を開始しました。その結果として生まれたのが、「獺祭」というブランドです。
獺祭の日本酒は、徹底的に精米した米を使用することが特徴です。高い精米歩合によって造りだされる獺祭は、フルーティで繊細な味わいが特徴の日本酒として広く評価されています。
「獺祭」の名前の由来
「獺祭」という名前は、「獺(かわうそ)」という漢字が使われています。
旭酒造の所在地「獺越(おそごえ)」には、「川上村に古い獺がいて、子供を化かして当村まで追い越してきた(出典:地下上申)」という説があります。
また、獺(かわうそ)の風習として、捕まえた魚をずらりと並べることをよくするそうです。
その姿をみて「まるで先祖へのお供えみたい」や「お祭りをしているみたい」として、中国では旧暦の正月を「獺祭」と呼んでいます。
「獺祭」そのものの意味としては、「詩や文をつくる時多くの参考資料を広げる」ことをさします。
地名と同じ漢字が使われていることや獺祭そのものの意味がプラスであることから、「獺祭」と命名されました。
「獺祭 純米大吟醸45」について

「美味しくなければ意味がない」とする獺祭のスタンダードです。山田錦を45%まで磨いているので、米由来の繊細な甘みと華やかな香りが楽しめます。
原材料名 | 米・米麹 |
アルコール度数 | 16% |
精米歩合 | 45% |
容量 | 180ml / 300ml / 720ml / 1800ml |
価格(税込) | 545円 / 908円 / 2,183円 / 4,367円 (※獺祭store WEB店の価格) |
獺祭を実際に飲んでみた
「間違いない日本酒。美味しい。」
「米の香り、風味がちゃんとして、だけどすっきり飲める。」
「日本酒は飲めないんだけど、これは飲める!甘いね!」
実際に飲んでみたリアルな感想は、ぜひYouTubeでご覧ください。
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最後に・・・
日本酒は、「飲みにくい」「味や匂いが強い」といった印象を持つ方もいると思います。しかし、獺祭は日本酒のイメージがガラッと変わる銘柄だと思っています。日本酒好きな方はもちろん、日本酒が苦手な人や、日本酒を飲んだことない方にもぜひ試してもらいたい銘柄です。

SUZU
Craft Sake World.jpの中の人です。
ただただ、お酒が好き。特にビールと日本酒が大好きです。