「搾り」とは?日本酒をしぼるタイミングと方法の違いをやさしく解説

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はじめに|「搾り」で日本酒が完成する!

「搾り(上槽)」とは?|もろみを清酒と酒粕に分ける

搾りのタイミング|味はどう変わる?

日本酒の搾り方|主な3つの方法

https://www.alcholog.com/591/

① ヤブタ式(自動圧搾機)

http://ginjoka.com/sake-basic/shiborikata/
  • 【概要】金属製の大型の圧搾機で、板とフィルターの間にもろみを入れ、機械で圧力をかけて搾る。
  • 【メリット】効率がよく、大量生産に向いている。
  • 【味の傾向】比較的クリアでクセの少ない味に仕上がる。

② 袋吊り(ふくろづり)

https://shopping.nikkei.co.jp/projects/tsukasabotan
  • 【概要】もろみを布袋に入れ、上から吊るして自然にしたたり落ちてくる酒だけを集める。
  • 【メリット】圧力をかけないため、香りと味わいが繊細に保たれる。
  • 【味の傾向】上品で透明感のある仕上がり。コンテスト用や限定酒に多い。

③ ふね搾り(槽搾り/ふなしぼり)

https://www.toyonoaki.com/kurabito/814/
  • 【概要】伝統的な木製や金属製の槽(ふね)に布袋入りのもろみを積み重ね、重みや圧力で搾る。
  • 【メリット】人の手で加減しながら搾れる。風味のある酒になる。
  • 【味の傾向】旨味を引き出したクラシックな味わい。

「あらばしり」「中取り」「責め」とは?

まとめ|「搾り」は日本酒の最終演出

搾りのポイントまとめ

  • 搾りとは、もろみを清酒と酒粕に分ける工程
  • 搾るタイミングによって、味のフレッシュさや深みが変わる
  • 搾り方の違い(ヤブタ・袋吊り・ふね)によって、風味に個性が生まれる
  • あらばしり・中取り・責めといった搾り順でも、風味の差を楽しめる

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